若い頃は、あまり計画性もなく気弱で落ち着きがない人間でした。
勉強嫌いの私は高校を卒業した後、海上自衛隊に入隊し、隊員の食事を作る仕事に就きました。
ある日、「あなたも一億円貯められる」という1冊の本を読み、『飲食店は10年位で一億円貯められます。 特にやきとり屋がいい』と書いてありました。
当時、金利が8%ほどありましたので「よし、自分もやきとり屋をやって一億円を貯め金利生活しよう!」と思い、 海上自衛隊を3年満期で辞め、名古屋へ来て居酒屋で2年ほど修行をし、4坪のやきとり 串かつ「やまちゃん」をオープンさせました。24歳の時でした。
その店の3年間では、お客様から多くの事を教えていただきました。 経験が少なかったので素直にお客様の意見を聞く事ができました。
3年で約一千万円の現金が残り、本に書いてある事がウソで無いと実感しました。 しかし、小さな店だったので売り上げをもっとのばす為に店を拡げていきました。
お金を貯めることが目的でやってきた商売も、売上げが増え、利益が増え、自分の収入も 増えてきましたが、自分の欲を追求するだけでは周りの人の協力もなく商売はうまくいきません。
社長としての自信もなく、多くの社員が去っていく中で、何の為の仕事なのかを悩み始めました。 そして様々な研修会や勉強会に参加して答えを探し求めた結果、社長の役割は 社員を守ることだと学び、強い会社にする事が目標となりました。
世界の山ちゃん、幻の手羽先の知名度もどんどん上がり、社員の力によって 店もどんどん増えて、今や名古屋にとどまらず東京・札幌・熊本への進出も果たし 全国的な知名度も上がり、海外からの支持も多くいただくまでになりました。
創業当時は、自分がお金を貯める事だけを考えていましたが、社長の役割は社員を守る事と 気付かされ、守れる会社にする為に人を育て、店を育てました。 その結果、多くのお客様に支持される店となりました。
そして、これから私達はこの仕事を通して人格を磨き、自らを向上させ、店を変え、 地域社会を変え、誇りある立派な国づくりを目指してまいります。